国益 2009 1 18

 まだまだ、日本人の多くは、
今、日本が、どういう立場になっているか、わからないでしょう。
相変わらず、「平和ボケをしている」と言わざるを得ないのです。
今風に言えば、日本は、世界の空気(雰囲気)が読めないのです。
 平和を愛する私が、平和主義の私が、苦渋の思いで、
2005年に「空母」という記事を書いた真意がわからないのでしょう。
 もはや、アメリカが世界の警察官となり、
日本は商売(貿易)に専念する時代は、終わったのです。
日本は、真剣に国防や安全保障を考えるべき時が来ているのです。

空母 aircraft carrier 2005 2 17
 日本は、将来的に、空母が必要になるでしょう。
なぜかというと、アメリカの軍事力が弱体化するからです。
 アメリカは、巨額の財政赤字を抱えています。
そういう状態で、イラク戦費が巨額となっています。
これでは、いつか「空母セット」が維持できなくなります。
(空母と護衛艦のセットを維持するには、巨額の経費がかかります)。
 日本人が贅沢できるのは、貿易で、金儲けしているからです。
そして、儲けた「お金」で、世界中から、資源や食糧を買い集めているからです。
 こうした「日本の贅沢」は、アメリカの軍事力が弱体化すれば、終わりです。
まさか、飛行機に、日本製品を積んで、商売するわけにはいかないでしょう。
 「アメリカの財政赤字の状況」と「アメリカ軍の再編成」を見ながら、
日本の空母を検討すべきです。
今のアメリカの財政では、全世界に「空母セット」を展開することはできないはずです。
















































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